C105

 

 型式.モデル名

C105(ホンダ スーパーカブ)

 運輸省型式認定番号

‖-1076

 エンジン型式.種類

空冷4サイクルOHV単気筒

 総排気量

54cc

 変速機

自動遠心 3段変速(注1) 

 点火装置.電気装置

高圧電気.6V

 製造年

1961(昭和36年製)

 発売当時価格

¥57,000.

#C100より¥2,000高



以下は、絵で見る違いでしょうか。(笑)

Fブレーキレバーの先端が鋭利(赤矢印)
今では珍しい形。

(当時は転倒したとき、レバーが身体にあたり怪我が多かったらしい。現在ではボール状の先端になり、危険は減ったという)

 右上はFウインカーレンズ。プラ製のため風化しちゃっています。現在は行灯のような優しい光で点滅します。(笑)

メインスイッチが、現行のカブと違う位置にあります。

 (左側サイドカバー、上図でいうと黒いダイヤルの右にある。数字が表示してあります。 0は、オフ。 1は、オン。 2は、夜間のヘッドライト点灯時の位置。ライトスイッチも兼ねています。 サイドスィッチ方式は、ハーレーといっしょかも。)

 なおこちらのカバー内部には、整備用工具が入ります。
 

 スピードメーター部

 シンプルです。なんと100km/hまで表示があります。メータートップの50km/hは納得ですが、100kmとは期待させてくれる表示です。(笑)

(メーター右下、左下はコンビニフックでリトルカブのモノを流用)

 下に写っているのは、エアクリーナーのカバー。この当時のものは、上部に位置していました。現在この方式は、郵政カブのみとなっているようです。

タンクとボディーは別体
キャップはエア抜き付のものです。

容量は、3リットル

 チェンジペダルは、踏み返し付。現在のカブと同様です。

 


メインキー
片面キーです。(ギザギザの部分)

 これで、メインスイッチとハンドルロックを共用します。
 表面に花とキー番号の刻印、裏面に御存じ「HM」マークの刻印入り。


前後の図

 今年(平成11年)のガレージセールで、前後のウィンカーレンズとパーツリストをゲット。旧車ですから予備の部品入手が一苦労。。。それも、楽しみのひとつではありますが(笑)。

 細身の印象です。

 現在でも荷台にプラ箱(コンテナ)を載せたC100系を時々見掛けます。現役のようです。やはり、仕事関係で使用している方が、まだいるようです。大、丈夫なスーパーカブ。


オプション装備?

 パーツリストに載ってる「ダブルシート」「ビリオンシート」

 現在も在庫があれば、欲しい1品。C100,C102,C105に共通使用です。

 ダブルシート取り付けには、左記の部品が全部必要のよう。(除く図右下)

 図左下に二人乗り時に必要なステップが載ってます。これは、現在の車両と違い、固定式(折畳み不可)です。

 図右下は、ビリオンシート(リアキャリアに直接取付タイプ)。

 


書籍名
著者、編者、発行人など
発行出版社
番号

 スーパーカブの本

岩野 漠

 光陰書院

1

 ホンダ スーパーカブ -国際車カブ.シリーズの検証-

三樹書房編

 三樹書房

2

 カブ Super Cub 愛蔵版

マゼラン出版

 発行/メディアワークス
 発売/主婦の友社

3

 Honda スーパーカブ(愛蔵保存版)

蓮見 清一

 宝島社

4

 ホンダ スーパーカブ(増補新訂版)
 -世界のロングセラー 世界がホンダに恋をした。-

三樹書房編

 三樹書房

5

 

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