スピードメーター不調(停止)

 タイヤを新品に履き替えてからしばらくすると、突然スピードメーターが走行中にストンと落ちて(止まって)しまい、動かなくなってしまった。。。
 でも不思議なことに右にバンク(傾ける)すると、ちょっとだけ動いたりもするのだが。。。

 こりゃ、メーターケーブルが切れちゃったかな?っておもっていましたが、バラすとケーブルには異常が見当たりません。まさか、スピードメーター本体か壊れたかぁ。。。と出費を覚悟していたところ、名古屋の友人より一報。「ひょっとしてタイヤ交換とか、パンク修理とかで、最近フロントブレーキ関係をバラしませんでしたか?」と。

 おおっ、そう言えば最近Fタイヤを履き替えたよ、と言うと「スピードメーターギアーの”爪”が、ベアリングの溝にうまく合ってないか、広がっているかも。」とのご指摘を。

 さっそく、バラしてみるとご指摘通りに爪が広がって溝にはまっていませんでした、とほほ。(~_~;)


問題の箇所について

フロントブレーキパネル内部↓

スピードメーター.ギアの爪部分です。
矢印の部分が外側へ広がってしまった。。。(爪)


注意するのは、この点!

合わせるのは、ここ!

赤線部分のギアが、黄線のベアリングの溝にうまく合わなければ
スピードメーターは動作しなくなります。

<症状が表れるまでの期間について>
 最初は溝に入らなくても、ブレーキの組み付けは出来ちゃいます。が、その後突然スピードメーターは動作しなくなります。(涙)
 走行の仕方により発生時期は異なりますが、早ければ交換当日に、遅くてもその後数週間以内にスピードメーターがストップしてしまうようです。 >フロントブレーキパネルのOH時に多いトラブル


念のために細部を!

スピードメーターギアを合わせる

絵の
赤矢印のように、爪が溝にピッタリと合うのが正解です。

 やはり作業は、慎重に行わなければいけませんねえ、というのが今回の反省点です。"(-,-;) "
スピードメーターが動かなくなって、ケーブルやメーター自体の不良でなければ、一度”爪”を疑ってみましょう!(苦笑)

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