スパイクタイヤ(2輪用)  ”アイスバーンでは、敵ナシ!”

 以前は、タイヤブロックに”スパイク.ピン”と呼ばれる金属製の釘状のモノが打ち込まれた”スパイクタイヤ”が使用されていました。氷ったアイスバーン時には、その威力を十分発揮しました。

 しかし、スパイクピンは金属製である為に、道路を削ってしまい環境問題(道路が粉塵で、ホコリになり舞い上がり、霧のように煙ってしまう)道路破損(センターラインなどが削られ消えてしまう...)の原因を生み出して、使用禁止となります。

 ただし、現在でも積雪時(完全に雪で道路が見えなくなってしまう状態)では使用することが認められていますし、一部豪雪地帯ではこの禁止が免除されている地域もあります。

 珍しくスパイクタイヤ装着車に遭遇しましたので、アップします。(^o^)


↑ズームアップの図

 全体像ですが、分かりますか?

 両サイド寄りに、1ブロックおきにピンが打ってあります。

 通常走行を考えての場合、中心ブロックにピンは打たないようです。
(タイヤの中心に打つと、雪解けで路面が出て来た時には、ピン自体の走行になってしまう。まさに”鉄道の電車”状態になってしまい、ブレーキが効きませんからとても危険です)

 こちらの方が、間隔やブロックパターンが分かりやすいですね。


タイヤの銘柄、サイズについて

メーカー.品番:MITSUBOSHI M46 SNOW

前輪サイズ:2.25-17 4PR

後輪サイズ:2.50-17 6PR


 なお、現在入手可能か?は不明です...。

 スパイクタイヤは使用中止になってから随分起ちますので、現在使用されているのは”在庫品”か”ショップの特注”かとおもわれます。アイスバーンでは”無敵”のスパイクタイヤでした。(ところで”敵”って誰?)

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’99.12月撮影 今回のモデルさんはプレスカブです