雪国(寒冷地)では、毎年11月末〜12月頭に積雪時の走行も可能なように”スノータイヤ”と呼ばれるオフロードのパターンに似たタイヤブロックのモノに履き替えをします。
↑前輪のスノータイヤ 新品です
また、スノータイヤのゴム質は、低温でも硬化しない特殊な柔らかいゴムが採用されています。そのため寿命は、通常(オンロード)に比べて短命となっています。
(雪を噛むのが目的であるため柔らかい。また、ゴムが固いと滑りやすいとも。)
後輪のスノータイヤ こちら側に降雪時は”チェーン”を巻きます↑
また、アイスバーン(道路が凍る、氷の板状態)では、このタイヤに”チェーン”(注:チェーンを装着するのは通常駆動輪のみです)を巻かないと走行が難しくなります。(スケートリンクをゴム長靴で走るようなものです)
以前使用されていました”スパイクタイヤ”は、こちらで!
<履き替え頻度>
冬期間(雪国)の道路上では積雪と溶雪が繰り返し訪れますので、その都度タイヤ交換はしません。
(スノータイヤやスタッドレスタイヤを冬の期間中ずっと(雪解けまで)履き続けます。)
<雪の降り始めの問題点>
雪が降り始めの頃(12月中ごろの初雪の時期)やアイスバーンが続いた日など、通勤、帰宅の時間帯ではいつもの3〜4倍の時間が掛かってしまいます。(いつも通勤に30分掛かっている方では、1時間半くらいになってしまう...)
<雪国の道路幅事情>
バイクは通常道路の左端を走行していますが、積雪時は雪のためその場所が走行不能となり、道路中央寄りを走行することとなります。(除雪車が道路の雪を、道路端に寄せてしまうため、山のようになってしまう...つまり、”雪”が邪魔で通れないのだ)
しかし、雪国の郵便屋さんや新聞配達屋さん、銀行員さん、出前の配達さん達は、それでも上手に雪を除けながら走行をしてます。 >さすがプロ!です ^-^;
↑正面から見たスノータイヤのブロックパターン
今回のモデルは郵政メイトです